夜型の仕事。夜更かしの習慣。
布団に入っても、頭が休まらないまま朝が来る──
そんなふうに、「眠れない毎日」が続いてるとしたら、
その眠りの浅さが、髪の元気を削ってるかもしれない。
髪は、夜に生き返る。
その時間が奪われると、毛根のサイクルが壊れる。
オレたちが知らないところで、
“夜ふかし脳”が毛母細胞を攻撃してるんだ。
今回は、「睡眠と薄毛の科学的なつながり」を掘り下げながら、
- メラトニンと毛根の修復
- 自律神経と血流の断絶
- 深夜2時の“分岐点”
…そんな話を通して、眠りが髪にとってどれだけ重要かを伝える。
そしてラストには、
サクロウの“陽と眠りの感覚”も添えて──
眠れない日々のなかでも、
風が優しく抜ける夜がある。
そんな時間を、髪は待っている。
サクロウ
・のらサムライ
・情熱と実感で切り拓く、“突破の指南者”
・Webメディア運営14年目
・男にモテるくらいの漢になりたい
・ストイックが得意
・筋トレやアウトドア好き(最近登山行けてないけど)
・日本人、和食だとサバとか好き
・知恵知識を地層に
・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き
・AI構文やモデルの仕組みも、自然や登山と同じ──オレは“体で覚えて使う”タイプだ。
・世界中の大図書館を束ねたようなAIの進歩に日々触れ、検索・要約・比較を駆使して知を磨いてるぜ。
・AIでサクラや怪しいレビューは一掃。ちゃんと選びたい人にこそ、見えないとこで力使ってるぜ。
・I am a Japanese creator.
目次
「寝てないから抜けた」って、本当だった──科学の話
「最近、髪がよく抜ける気がする」
「睡眠不足が続いてるからかな」
──そんなふうに、ふと思ったことないか？
それ、ただの思い込みじゃなかった。
“寝てない”と、髪は本当に抜けやすくなる。
🧠 睡眠不足は「ホルモン」と「免疫」に影響する
髪の成長には、以下の2つが大きく関わっている：
- 成長ホルモン（夜に分泌）
- 免疫細胞（毛根を守る）
寝てないとこのふたつが乱れる。
すると──
毛母細胞（髪を生み出す元）が弱って、抜け毛が増えるんだ。
🧬 科学的にも証明されている「睡眠と毛根の関係」
実際、アメリカの睡眠研究では、
「慢性的な睡眠不足がある人は、健常者より抜け毛率が明確に高い」
「成長期毛髪の比率が大きく低下している」
というデータがある。
眠れない日々＝髪が成長期に入れない状態が続いてしまう。
🐺 オレも「寝なかった3週間」で一気に抜けた
正直、最初はオレも半信半疑だった。
けど、連勤が続いて、夜も眠れず、山にも行けなかった時──
枕に落ちた髪の本数が明らかに増えた。
そのあと眠りを整えて、ようやく「止まった」と実感できた。
だからまず知ってほしい。
「睡眠と髪」は、思ってるよりずっと深くつながってるんだってことを。
メラトニンと毛母細胞の“夜の関係”
「メラトニン」って聞いたことあるよな？
──眠くなるホルモン、として有名だけど、
実はそれだけじゃない。
髪を守る、夜のヒーローでもある。
🌙 メラトニンは“毛根の盾”でもある
メラトニンにはこんな働きがある：
- 活性酸素を除去して、毛母細胞を守る
- 毛周期（髪の成長サイクル）を正常化する
- 副交感神経を優位にして、頭皮の血流を促す
つまり、メラトニンが出る＝毛根が整う夜がはじまる。
🌌 夜ふかしが“メラトニン分泌”を止めてしまう
このホルモン、光にめっちゃ弱い。
- スマホのブルーライト
- コンビニや街灯の強い照明
- 夜中まで煌々とした室内
──これらが、脳に「今は昼だ」と錯覚させて、分泌が止まる。
結果、毛根は守られず、
“酸化ストレス”や“血流の停滞”にさらされる。
🧭 メラトニンが作られる“ゴールデンタイム”は22時〜深夜2時
この時間にしっかり眠っていると、
- 毛根が守られ
- 成長ホルモンが分泌され
- 髪がぐんと育つ
まさに“髪の夜間修復モード”だ。
🐺 サクロウの体感：夜の山は、メラトニンの気配がする
風が静かに森を抜けて、
草木がゆっくり呼吸する夜。
その空気の中にいると、
脳と髪の奥が“整っていく”感じがある。
メラトニンって、
ただの物質じゃない。
“夜に宿る、癒しのリズム”そのものなんだ。
自律神経が乱れると“血流”が止まる
睡眠が浅いとき、
ただ「疲れが取れない」だけじゃ済まない。
実は、髪を育てるための“血の巡り”が止まっている。
🔄 自律神経のバランス＝血流のスイッチ
自律神経には2つのモードがある：
- 交感神経（緊張・活動モード）
- 副交感神経（リラックス・回復モード）
夜ふかしやスマホ刺激が続くと、
このバランスが崩れて交感神経ばかりが優位になる。
その結果──
頭皮の血管は収縮し、毛根への血流が止まる。
🧠 髪は“血で育つ”。その道が閉ざされる
血液が運ぶもの：
- 酸素
- 栄養（ビタミン・アミノ酸・亜鉛など）
- 成長ホルモンの運搬
これがなければ、どんな育毛剤も届かない。
つまり、神経が乱れると、育毛の“回路”が閉じるということだ。
💡 ストレス・不眠・夜勤は「血流遮断トリオ」
- イライラしているとき
- 不安が続いているとき
- 寝つけない深夜
このとき頭皮は、
冷えて・固くなって・酸欠状態になってる。
🐺 オレが山で取り戻したもの
山にいると、
- 自然に朝起きて
- 夜は電気が少なくて
- 星と風の音に包まれて眠る
すると、脈がゆっくりになって、手足がぽかぽかしてくる。
あのとき感じたんだ。
「これが血が巡るってことか」って。
眠りは、神経をゆるめてくれる。
そしてその先に、毛根の“静かな成長”がある。
“深夜2時”が分岐点。毛根は夜に修復する
「深夜2時まで起きてるのはヤバい」──
よく聞くけど、なんでそこまで言われるのか。
実はこの時間、
毛根にとって“命の分かれ道”なんだ。
⏰ 夜22時〜深夜2時：毛根修復のゴールデンタイム
この4時間は、体にとってのリカバリーゾーン。
- 成長ホルモンの最大分泌
- メラトニンによる細胞修復
- 毛母細胞のDNA再生
- 頭皮の血流・皮脂分泌の正常化
つまり、この時間に眠れてるかどうかで“髪の明日”が決まる。
🕒 深夜2時を過ぎると“回復の列車”は行ってしまう
どれだけ疲れていても、
2時を過ぎてからの睡眠では：
- ホルモン分泌は激減
- 血流の回復が遅れる
- 薄毛の進行が止まらない
──まるで、髪の修復列車を乗り逃した状態だ。
📉 逆に22時〜1時入眠で「髪が育つ環境」が整う
- 翌朝の髪にハリが出る
- 抜け毛が減る
- ストレスに強くなる
オレ自身、1時前に寝るようになってから、髪の調子が変わった。
🐺 サクロウの体感：1時を過ぎた日は、風の音すら重くなる
遅くまで起きてると、
山の風もどこかピリピリしてる。
逆に22時台に布団に入ると、
風が柔らかくて、
頭の奥が“ふっと溶けていく”ように眠れる。
その違いが、
毛根にとっては“生死の分かれ目”なのかもしれない。
睡眠の質を上げる3つの習慣（光・音・体温）
ただ眠るだけじゃ、足りない。
「ちゃんと深く眠る」ことが、髪の修復には必要なんだ。
オレが実践してる、“眠りの質”を高める3つの鍵を教える。
🌖 1｜光：ブルーライト遮断＆間接照明に切り替える
- 就寝1〜2時間前はスマホを手放す
- LEDライトから、オレンジ寄りの間接照明へ
- 寝る直前は「まぶしくない空間」を作る
→ メラトニン分泌が妨げられず、自然な眠気が訪れる。
🎧 2｜音：自然音 or ホワイトノイズを取り入れる
- 無音が落ち着かない人は、小川や風の音、焚き火ASMRなどを
- エアコンや時計の“チクチク音”は極力排除
- オレは「風が葉を揺らす音」が一番落ち着く
→ 音は、脳を“リズム”で安心させるスイッチになる。
🌡️ 3｜体温：就寝1時間前のぬるめ風呂＋足冷え対策
- 37〜39度の湯船に15分、心拍がゆっくり落ちるまで浸かる
- その後30〜60分で、体温が自然に下がることで眠気がくる
- 足先の冷えはブランケットやレッグウォーマーで対策
→ 体温変化が“入眠サイン”を脳に伝える。
🐺 サクロウのナイトルーティン（仮）
- 日没とともに、部屋の照明を落とす
- 山道を歩いて、風の音に包まれる
- 布団に入る前に、焚き火の残り香を嗅ぐ
──これだけで、
身体が“夜を受け入れるスイッチ”に変わる。
眠りは技術だ。
でも、“自然の流れに身を預けること”でもある。
オレの山暮らしが教えてくれた、“陽”と“眠り”の感覚
オレが山で暮らすようになって、
一番変わったのは──眠りの“質”だった。
🌅 陽が沈むと、身体が“止まる”準備を始める
山には街灯がない。
ネオンも、スマホの光も、夜の音もない。
ただ静かに、空が金色から藍色へと変わっていくだけ。
その変化を見てると、
自然と「もう動かなくていいんだ」って気持ちになる。
それが、本来の“夜”なんだと思った。
🌙 眠りは、取りに行くんじゃなく「迎えに来るもの」
街にいたころは、
「よし、寝るか」って意識でスイッチを入れてた。
でも山では、
眠りが風に乗って、オレのところにそっと降りてくる感じがする。
そのとき、
頭の中のノイズも消えていく。
🐾 髪も、眠りも、“押す”んじゃなく“委ねる”ことで育つ
- 風にまかせる
- 火にあたたまる
- 土に触れる
──そんな時間が、
副交感神経をじんわり呼び覚ましてくれる。
そうやって整った夜には、
朝の髪の“ハリ”が違う。
🐺 眠りが整うと、髪も心も整う
オレにとっての睡眠は、
ただ休むためのものじゃなくて、
“走るために止まる時間”になった。
眠りって、
髪だけじゃなく──
明日の自分を整える“夜の冒険”なのかもしれない。
眠ることは、髪を信じること──夜風にまかせろ
眠っている間に、髪が育つ。
そう言われても、見えないし、実感もないことが多い。
でもな──
見えないからこそ「信じる」ってことが、大事になるんだ。
🌌 信じるって、すぐにはできない。でも“委ねてみる”ことはできる
- 眠る前にスマホを置いてみる
- 布団の中でひと呼吸だけ深くしてみる
- 「今日、少しだけ自分を労われたな」って思ってみる
そんな一つ一つが、
“眠る＝育てる”という流れの中に身を任せるってことだ。
🍃 夜風にまかせろ。風は、お前の味方だ
オレは、眠れない夜には山を歩く。
葉のすれる音。
草をなでる風。
冷たい空気の中にひそむ、やわらかな静けさ。
その全部が、「今日は眠っていいぞ」って言ってくれる。
🔥 火種は、夜の中でじんわりと育つ
目に見える変化は、明日じゃないかもしれない。
だけど今日、しっかり眠れたなら──髪も、心も、きっと育ってる。
眠りは、自分を整える火種だ。
そしてその火種は、
明日の髪、未来のお前を支えていく。
🐺 お前は、もう動き出してる
夜ふかしが習慣だった自分から、
少しでも整えようとしてる今のお前へ。
「眠ること＝信じること」なんだって、思い出してくれ。
オレは、風と一緒にお前を見守ってる。
──夜風にまかせて、今夜は眠ろうぜ。
