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在宅勤務があるなら絶対守りたい「ネットが止まる数日」
引越しって、家具が届かない日より、ネットが止まる日の方がきつくないか。
在宅勤務の会議、チャット、クラウドの資料、ついでに動画とゲーム。ぜんぶネット頼みだ。
でも現実は、
- 工事が間に合わなくて、新居で数日オフライン
- 解約を早く入れすぎて、旧居でネット終了
- スマホのギガが一瞬で吹き飛ぶ
みたいな「数日の空白」でガッツリ詰むパターンが多い。
オレがこの記事で一緒に整えたいのは、完璧なゼロ空白じゃない。
致命傷にならないラインを、ちゃんと超えておくこと。
そのために、引越し前後のネット回線はこの3つのラインで守る。
- 今の回線の現状を把握するライン
- 引越し前後のタイムラインを組むライン
- どうしても切れたときの保険を用意するライン
順番に、一緒に固めていこう。
新生活で一番詰むのは「ネットが止まる数日」だ
家具よりもネットがない日の方がきつい理由
引越し直後の部屋って、床に段ボール、テーブル代わりのダンボール、そんな状態でも意外と生きていける。
カップ麺とペットボトルと寝袋があれば、まあ何とかなる。
でも、ネットが止まると一気に詰む。
- 在宅会議に入れない
- チャットの通知が追えない
- クラウドの資料が開かない
- 銀行や各種サービスのログインができない
仕事だけじゃない。引越し直後って、住所変更とかライフラインとかでオンライン手続きが増えるタイミングだ。
ここでネットが落ちると、気持ちも予定も一気に崩れる。
よくある「ネット空白」のパターン
ありがちなやらかしはだいたい4つ。
- 「工事が混んでます」と言われて、新居の開通が数週間後
- 解約だけ先に入れてしまって、旧居でネットが止まる
- 引越し日と工事日がズレて、当日〜数日つながらない
- スマホのテザリングだけで耐えようとして、ギガが爆死
どれも「ちゃんと考えてなかったからダメだった」というより、
「いつまでに何を決めればいいかが分からなかった」 からこぼれるケースが多い。
目指すのは「空白ゼロ」じゃなく「致命傷にならない」
工事業者の予定やマンション設備の制約もあるから、
どう頑張っても完全なゼロ空白にならないケースもある。
だから大事なのは、
- ネットが止まる可能性がある日を、あらかじめ見えるようにしておく
- 止まったとしても、在宅勤務や大事な予定に直撃しないようにずらす
- 万が一止まっても、「これでしのぐ」という保険を一つ持っておく
この3つだ。
ここから先は、そのための段取りを「今の回線」「タイムライン」「保険」という3つのラインで組んでいく。
今のネット回線でまず確認することチェックリスト
まずは、敵の正体を知るところからだ。
ここを押さえるだけでも、「よく分からない不安」がかなり減る。
契約している回線の種類と契約期間を確認する
今どこの何を使ってるか。意外とちゃんと言えない人、多い。
- 回線の種類(光回線、ケーブル系、マンション備え付け、など)
- 会社名(プロバイダじゃなく、回線事業者も含めて)
- 契約開始月(ざっくりでもOK)
ここが分かると、
- 移転できるかどうか
- 解約時期で違約金が出るか
- 新居でも同じ会社を使うべきか
このあたりの判断がしやすくなる。
家に届いている書類、マイページ、メールの契約完了案内あたりを一度だけ漁っておくと、その後の動きがかなり楽になる。
解約の連絡期限と、違約金・日割り料金の有無
次に見るのはここ。
- 解約の連絡が必要なタイミング
(当月末扱いにするには何日まで、など) - 違約金が発生する条件
(○年縛りの満了月かどうか) - 月額料金が日割りになるかどうか
例えば、
- 日割りなし → 月末に解約しても月初に解約しても金額はほぼ同じ
- 日割りあり → 解約日を引越し日に寄せた方が無駄が減る
みたいに、どこを優先するかが変わる。
「お金を少し余分に払ってもいいから、ネット空白を減らしたい」のか、
「多少の空白は許容して、とにかくコストを下げたい」のか、自分の優先度も一緒に決めておくといい。
新居でそのまま使えるかの確認ポイント
ここは、サッとでいいから押さえておきたい。
- 新居の住所(建物名まで)
- マンションなら、共用部分に光コンセントやLAN設備があるか
- 管理会社・大家さんが指定している回線はあるか
これが分かると、
- 今の回線をそのまま「移転」できるのか
- 解約して別の会社にした方がいいのか
がハッキリする。
管理会社に聞くときは、こんな感じで聞けばOKだ。
- インターネット回線は、建物でまとめて契約されていますか?
- 個別に好きな回線会社を選べますか?
- 既に引いてある回線の種類は分かりますか?
ここまで見えれば、次の「タイムラインを組む」ラインに進める。
引越し前後のタイムラインでネット空白を潰す
ここからは、時間軸でやることを並べていく。
全部一気にじゃなくて、時期ごとに小さく分けるイメージだ。
引越し日がまだ決まっていないときにやること
日程がまだフワフワしていても、できることはある。
- 今の回線の契約内容・解約ルールを確認しておく
- 新居の回線事情(何が入っているか)をざっくり聞いておく
- 在宅勤務やオンラインの予定で「絶対ネットが必要な日」を手帳にマークしておく
ここまで整えておくと、引越し日が決まった瞬間に一気に動ける。
もし迷ったら、
「旧居で絶対切らしたくない日」と「新居で絶対つながっていてほしい日」
この2つだけでもカレンダーに丸をつけておこう。
引越し日が決まったらすぐに動く3ステップ
日程が決まったら、ここからはちょっと早歩きになる。
- 新居の回線をどうするか決める
- 今の回線を移転できる → 移転手続きの受付
- 移転不可 or 機会に乗じて乗り換えたい → 新規申込
- 工事日 or 開通日の候補を押さえる
- 引越しの少し前〜直後で、在宅勤務が薄い日を選ぶ
- 立ち会いが必要な場合、自分か家族のどちらが出るか決めておく
- 旧居の解約日を決める
- 工事が前倒しで決まるなら、旧居ネットは少し早めに切ってスマホでしのぐ案もアリ
- 工事が遅れそうなら、旧居のネットをギリギリまで残しつつ、引越し直後は保険(後で話す3つのつなぎ方)を前提にする
ここで意識したいのは、
「1〜3の順番を崩さない」 ことだ。
- 先に解約日だけ決める
- そのあとで工事日を聞いたら全然合わなかった
というパターンが、ネット空白を産みやすい。
引越し当日〜3日後のネットをどうやりくりするか
引越し当日とその前後は、こんな感じで考えておくと楽になる。
- 引越し当日:
→ 旧居のネットは早めに片づけることが多いので、スマホテザリング前提で考える - 引越し翌日:
→ 荷解きしながら、ポケットWiFi or 新居の回線工事待ち - 引越しから3日後まで:
→ 在宅勤務の予定があるなら、この範囲にネット空白が来ないように、工事日か保険のどちらかを必ず入れておく
もし当日〜3日後にどうしてもオンライン会議があるなら、
- その時間だけは、確実にネットがある場所(会社、コワーキング、実家など)に避難する
- スマホのギガを一時的に増やしておく
このあたりもセットで考えておくと安心度が一気に上がる。
ネットが切れたら困る人向け 保険になる3つのつなぎ方(比較表あり)
「どうしても工事が間に合わない」
「予定がずれて、数日空白ができそう」
そんなときのために、保険として効くつなぎ方を3つ並べておく。
- スマホのテザリング
- ポケットWiFi・ホームルーター
- カフェ・コワーキングなど外のネット
ざっくり比較すると、こんなイメージになる。
つなぎ方3パターンの比較表
| つなぎ方 | 開通までの早さ | 速度・安定性 | コスト感 | 工事の有無 | 在宅勤務との相性 | つなぎとしての使いやすさ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スマホのテザリング | 即日使える | 回線や場所によってブレる | 通常プランなら追加料金やギガ次第 | 不要 | 軽めの会議やメール中心なら○、重い作業は注意 | すでにスマホがあれば今すぐ使える |
| ポケットWiFi・ホームルーター | 申し込み〜数日で届くことが多い | プランによってはかなり安定 | 月額はかかるが短期レンタルもあり | 不要 | 在宅勤務中心でも現実的に使えることが多い | 引越し前後の数週間の「橋渡し」にちょうどいい |
| カフェ・コワーキング | 店によってすぐ使える | 店のWi-Fi品質に依存 | 1日あたりの利用料金+飲食代など | 不要 | 会議OKの場所を選べば○、長時間は肩がこる | 「どうしても」の時の避難所として心強い |
この中から、オレのおすすめは、
- 在宅勤務ガチ勢 → ポケットWiFi or ホームルーター+テザリングをサブに
- 在宅は少なめ、たまに会議 → スマホのテザリング+カフェ・コワーキングの逃げ道
- 引越し直後だけ何とかしたい → 短期レンタルのポケットWiFi
「絶対にネットを切らせない」じゃなくて、
「もし切れても、ここまでなら耐えられる」 というラインを、自分の生活に合わせて決めておこう。
ネット回線と一緒に決めると楽になること
ネットだけ単独で考えると、段取りが増えてしんどくなる。
逆に、他の用事とまとめて決めると、一気にスッキリする。
引越し日と回線工事日・解約日をセットで決める
理想に近い流れはこんな感じだ。
- 引越し日を決める
- それに合わせて、
- 新居の工事日 or 開通日
- 旧居の解約日
をカレンダーに並べる
カレンダーアプリでも紙でもいいから、
- 引越し日
- 工事日
- 解約日
この3つを一枚の画面で見えるようにしておくと、空白がどこに出そうかが一発で分かる。
電気・ガス・水道とネットを同じタイムラインに乗せる
ライフラインって、実はネットもセットなんだよな。
- 電気:引越し当日の朝から使いたい
- ガス:お風呂に入りたい日までに間に合わせたい
- 水道:そもそも必須
- ネット:在宅勤務やオンライン予定に合わせて守りたい日がある
この4つを同じカレンダー上に置いて、
- どの日に何が使える状態になっていれば、ストレスが一番少ないか
を考えると、「どこを妥協するか」も見えやすくなる。
引越し業者の見積もりと一緒に考える
引越しの見積もりを取るときって、だいたい日程の候補が固まり始めるタイミングだ。
- この週のどこか
- 平日か土日か
- 午前便か午後便か
ここで一つ決まった瞬間、ネット回線も一緒に動かしてしまうと後が楽になる。
一括見積もりサービスを使うなら、
- 引越し日程の候補
- 荷物量のイメージ
が見えてきたところで、「ネット回線も一緒に整えておくか」と一歩進めると、
料金の比較もしやすいし、工事日も早く押さえやすい。
今の自分の状況が一瞬で分かる ネット空白リスクチェック表
ここまで読んで、
「で、オレ(わたし)はどのくらい危ないの?」
と思ったら、このチェック表をざっくり眺めてみてほしい。
ネット空白リスクチェック表
| チェック項目 | できている | 気になる |
|---|---|---|
| 引越し日がカレンダーで確定している | ||
| 今使っているネット回線の会社名とプラン名を把握している | ||
| 契約期間・解約タイミング・違約金の有無を確認したことがある | ||
| 新居の住所と、どんな回線設備が入っているかを確認済み | ||
| 引越し前後1週間で、「絶対にネットが必要な日」が分かっている | ||
| スマホのテザリングやポケットWiFiなど、つなぎ手段を1つは用意できそう | ||
| 引越し日、工事日、解約日をひとつのカレンダーで見えるようにしている |
全部に○をつける必要はない。
でも、もし「気になる」が多いなら、次の順番で潰していくとダメージが小さい。
- 今の回線の状況を知る(会社・プラン・契約期間)
- 新居で何が使えるかを知る
- 絶対にネットが必要な日をカレンダーにマークする
- つなぎ手段を一つ決めておく
ここまでいけば、たとえ工事が押しても「完全に詰んだ」はかなり避けられる。
引越しのネット回線でよくある質問Q&A
引越し日がまだ決まっていないのに、ネット回線で今やっておいた方がいいことはある?
ある。むしろこのタイミングが一番落ち着いて準備できる。
- 今の回線の契約内容と解約ルールを確認する
- 新居の回線事情を、管理会社や大家さんに軽く聞いておく
- 在宅勤務やオンライン予定で「絶対ネットが必要な日」を手帳に書いておく
日程が決まってからだと、荷造りや見積もりでバタバタしがちだ。
時間に余裕がある今のうちに、土台だけ整えておこう。
在宅勤務やオンライン会議がある週と引越しが重なりそうなとき、どうしたらいい?
優先順位はシンプルで、会議や重要な仕事の時間帯に空白をぶつけないこと。
- その週の中で「ネットが弱くても耐えられる日・時間帯」を探す
- 工事日や引越し日を、その時間帯に寄せる
- それでも不安なら、その会議だけは会社やコワーキングから参加するプランを用意しておく
「この日のこの時間は、確実にネットがある場所から入る」という決め方をすると、メンタルがだいぶ楽になる。
工事日がどうしても希望日に取れず、数日ネットがない期間ができてしまうと言われた。どうする?
その場合は、割り切って保険プランに寄せるのが現実的だ。
- スマホのギガを一時的に増やして、テザリングで数日しのぐ
- 短期レンタルのポケットWiFiを手配する
- 在宅勤務の予定を、オフィスや別の場所からの参加に切り替える
「工事日を完璧に合わせる」よりも、
「空白期間をどう使ってしのぐか」を考えた方が、心も行動もラクになる。
今の回線を解約して新規にした方がいいのか、そのまま移転した方がいいのか迷っている
ざっくりとした考え方はこうだ。
- 今の回線に大きな不満がない
- 新居でも問題なく使える
→ 移転でOK。手続きも少なく、回線品質も読みやすい。 - 今の回線に不満がある
- 新居で別の選択肢が増える
→ 乗り換え候補を一度比較してみる価値あり。
ただ、どちらにしても大事なのは、
「いつ開通するか」と「いつ解約するか」を同じカレンダーで見ること。
ここさえ守れば、解約か移転かより、空白リスクの方を優先しやすくなる。
スマホのテザリングだけで引越し前後を乗り切るのはアリ?
「やること次第」で答えが変わる。
- メール、チャット、軽いブラウジング中心
→ プランとギガに余裕があれば、数日は現実的。 - 大きなファイルの送受信、動画会議が連日、クラウドに重いデータを上げる
→ テザリングだけだとギガも速度も厳しくなりやすい。
目安としては、
在宅勤務フル稼働の週を丸ごとテザリングだけで支えるのはきつい。
引越し前後3日くらいまでなら、ポケットWiFiやカフェと組み合わせれば現実ラインに乗ることが多い。
引越し先のマンションで「回線一括契約」と言われた。自分で好きな会社を選べない場合は?
その場合は、
- その回線の速度実績(口コミや評判)
- 在宅勤務で問題なく使えている人がいるかどうか
- どうしても合わないとき、個別に引ける回線があるか
この3つを確認しておくといい。
もし「一括契約の回線が遅い」という話が多いなら、
- 在宅勤務の重い作業だけは、ポケットWiFiやテザリングをサブにする
- 会議は会社やコワーキングを併用する
みたいに、「メイン回線+サブ回線」という発想で組むと安定度が上がる。
引越しの見積もりとネット回線、どっちを先に動かせば失敗しにくい?
おすすめは、
- 引越し日程の候補を決める(見積もりを取りながら固める)
- その日程を前提に、ネット回線の工事日・解約日を調整する
この順番だ。
引越し日は、仕事の休みや家族の予定、物件の引き渡し日に縛られやすい。
ネット回線の方が、まだ動かしやすいことが多い。
だから、
「日程の骨格を引越し側で作って、ネットをそこに合わせる」
この考え方で進めると、全体が崩れにくい。
まとめ 在宅勤務があるなら守りたい「ネットを切らさない3つのライン」
最後に、もう一度だけ整理しておく。
在宅勤務がある引越しで大事なのは、
完璧なゼロ空白じゃなくて、致命傷にならない3つのラインを超えておくことだった。
ライン1:今の回線の現状を把握する
- どこの会社の、どんなプランを使っているか
- 契約期間と解約ルール、違約金や日割りの有無
- 新居でそのまま使えるかどうか
ここが分かるだけで、「何となく不安」が「この辺を決めればいい」に変わる。
ライン2:引越し前後のタイムラインを組む
- 引越し日
- 新居の工事日 or 開通日
- 旧居の解約日
この3つを同じカレンダー上に置いて、
在宅勤務やオンライン予定とぶつからないように調整する。
ライン3:もし切れたときの保険を一つ用意する
- スマホのテザリング
- ポケットWiFi・ホームルーター
- カフェ・コワーキング
自分の生活に合うつなぎ方を一つ決めておけば、
工事がずれても、日程が動いても「詰んだ」と感じにくくなる。
もし今、頭の中がごちゃごちゃしているなら、
まずはこう動いてみてほしい。
- 今日やるなら、今の回線の契約内容と、新居で使える回線を確認するだけ
- それができたら、カレンダーに「引越し日」「工事日」「解約日」の枠だけ作っておく
- 在宅勤務がある週と引越しが重なるなら、その日の会議だけは「どこから入るか」を一つ決めておく
ここまでできたら、もう半分以上はクリアだ。
あとは、引越しの日に向かって、決めたラインを一本ずつなぞっていくだけ。
新しい生活を始めるとき、
ネットがちゃんとつながっているだけで、スタートダッシュの軽さが全然違う。
一緒に、そこだけはちゃんと守っていこう。
引越し侍を「オレらの道具」として使うときの入り口
ここまで読んでくれたなら、もうゼロから悩む段階は抜けてる。
あとは、一回だけ外の世界にボールを投げてみるかどうかだけだ。
引越し侍は
- 条件をまとめて入れて
- 複数の業者から見積もりをもらって
- 自分に合うところだけ選び直す
ための入り口だと思ってくれればいい。
使わされる側じゃなくて、使いこなす側に回るイメージだな。
電話がちょっと怖いなら
- 連絡してほしい時間帯を書く
- まずはメール希望と一言添える
- 今日話すのは最大三社までと決めておく
この三つを自分ルールにしておけば、だいぶ戦いやすくなる。
もし今
- だいたいの候補日が出てきた
- 荷物のざっくり量はイメージできた
- 一回くらいなら試してみてもいいかも
ここまで来ているなら、ここが一歩目を踏むタイミングだ。
少しでも「今動いた方が後が楽だな」と感じているなら、ここからいこう。
焦って決めなくていい。まずは相場と選択肢を知るところからだ。




