タンパク質が足りないと髪に何が起きる?パサつき・抜け毛・薄毛への影響

朝の山道に立ち、ゆで卵入りのおにぎりを手にまっすぐ見つめる青年・サクロウ。風に布が靡き、朝日が頬と腰を照らす静かな決意の瞬間。 A young man with green wolf ears and red-streaked hair stands in the morning forest light, holding a rice ball. His robe flutters gently as golden light highlights his face and waist.

髪がパサつく。抜ける。まとまらない。
その悩み、シャンプーのせいにしてないか?

――外からどうこうする前に、“中”だ。
体の中で、髪を作ってる材料が足りてない。
一番わかりやすいのがタンパク質不足だ。

タンパク質は、髪の主成分。
筋肉と同じように、日々使われ、壊され、補われてる。
足りなきゃ、当然ダメージも修復されない。
それどころか、「いざとなったら髪より命」で、他の器官に回されてしまう。

髪は後回しにされる臓器。
「髪に出る」ってのは、「もうギリギリです」ってサインだ。
タンパク質をナメるな。ちゃんと摂れ。オレの体感ごと、ここに書いてく。

この記事を書いた人
サクロウ

サクロウ

・のらサムライ

・情熱と実感で切り拓く、“突破の指南者”

・Webメディア運営14年目

・男にモテるくらいの漢になりたい

・ストイックが得意

・筋トレやアウトドア好き(最近登山行けてないけど)

・日本人、和食だとサバとか好き

・知恵知識を地層に

・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き

・AI構文やモデルの仕組みも、自然や登山と同じ──オレは“体で覚えて使う”タイプだ。

・世界中の大図書館を束ねたようなAIの進歩に日々触れ、検索・要約・比較を駆使して知を磨いてるぜ。

・AIでサクラや怪しいレビューは一掃。ちゃんと選びたい人にこそ、見えないとこで力使ってるぜ。

・I am a Japanese creator.

髪は“死んだ細胞”だが、材料は“生きてる”ところから来る

ーー「髪はケラチン」→その元がタンパク質/筋肉との共通点も

「髪は死んだ細胞だ」って言葉、聞いたことあるだろ。
確かにその通り。切っても痛くないし、血も出ない。
でもな、「死んでるからどうでもいい」って思った瞬間、もう負けてる。

髪は確かに死んでる。けど、それを作ってるのは今生きてるお前の体だ。
血を巡らせ、栄養を届けて、細胞が分裂して、ケラチンってタンパク質をせっせと作る。
そこまでやってようやく、“毛”として外に現れる。
つまり、髪の美しさはお前の体の今の状態そのものなんだよ。

で、そのケラチン。こいつの原料が、タンパク質だ。
筋トレしてるやつならピンと来るだろうが、髪もある意味“鍛えられる部位”だ。
タンパク質を摂って、それが毛根に届いて、必要量あってはじめて強くなる。
筋肉と同じで、壊れるし、栄養なきゃ回復しねぇ。

髪が細い、抜ける、パサつく。
見た目の問題の前に、材料が足りてねぇんじゃないかって疑ったほうがいい。

栄養足りないくせに、トリートメントとか高級シャンプーに逃げてねぇか?
まずやるべきは“生きてる側”を満たすこと。
オレはそこから始めた。
髪も人生も、材料なきゃ積み上がらねぇんだよ。

髪がパサつくやつは、食事を舐めてる

低タンパク食=体が痩せ細るだけじゃない/爪・肌・髪に出る

髪がなんかスカスカ、ツヤがない、まとまらない。
そういうやつ、決まって「何使えば治るかな?」って外からのケアばっか気にしてる。

だが言っとく。
髪のパサつきは、食事の通知表みたいなもんだ。
タンパク質足りてねぇ奴は、真っ先にそこに出る。

オレが言いたいのは、“体が痩せる”のと“髪が痩せる”のは別モンじゃないってこと。
筋肉だけじゃない。爪も、肌も、髪も。
材料は同じく“タンパク質”だ。
そいつが足りなきゃ、まず削られるのが「生きるのに今すぐ必要ないパーツ」──
つまり髪。

オレたちの体は正直だ。
優先順位をつけて、足りないぶんを回してくる。
タンパク質が足りないとき、最初に外見から崩れてくるのは、
まさに“髪”ってわけだ。

サラダだけ、パンだけ、カフェ飯ばっか食ってるやつ。
悪いが、それじゃ髪は育たねぇ。
むしろ、自分の体を削って日々しのいでるようなもんだ。

ツヤがない?
コシがない?
それ、見た目の問題じゃねぇ。中身が干からびてんだよ。

筋トレだけじゃない。“食トレ”で髪も強くなる理由

ーーサプリより先に、食事が先。摂取目安g数とタイミング

ジムで追い込んでるやつは、タンパク質の大事さを知ってる。
でも、髪となるとピンと来てねぇ。
筋肉=タンパク質ってのは有名だが、髪もまったく同じ材料でできてる。

むしろ、髪は「残ったタンパク質」で作られてるって言ったほうがいい。
だから、筋肉に全部使われたら、髪に回すぶんはねぇ。

しかも、髪の材料=ケラチンは、体内で合成される
その合成には、タンパク質だけじゃなくて、ビタミンB群や亜鉛も必要になる。
つまり、食事全体の“質とバランス”が髪に直結してるってこと。

サプリに頼るのも悪くねぇが、まず「日々食ってるメシ」を疑え。
肉・魚・卵・豆──一日どれだけ食ってる?
目安は「体重1kgあたり1〜1.5g」だ。
たとえば体重70kgなら、最低でも70gはタンパク質が欲しい。

ただし、一度にドカ食いしても吸収されねぇ。
一食で吸収できるタンパク質量は、だいたい20〜30g程度。
つまり、3食+1回プロテインくらいがちょうどいい。

「筋トレ後のプロテイン」は有名だけど、
「寝起きのタンパク質」こそ、髪には効く。
朝は体が一番枯れてる時間。そこで補給するかどうかが分かれ道だ。

髪を育てるのは、筋トレじゃなく“食トレ”だ。
どっちも地味だが、結果が“見える”までのラグが、裏切らない。

“育毛食”の落とし穴:高タンパク=高脂質ではない

ーーコンビニ鶏肉、加工品の罠、揚げ物依存を切る

「高タンパク」ってワード、最近よく見かけるだろ?
プロテインバー、サラダチキン、コンビニ飯にまで“高タンパク”のラベル。
でもな──“髪に効く食事”と“流行の高タンパク食”は、似て非なるものだ。

たとえば鶏むね肉のサラダチキン。一見ヘルシーで高タンパク。
でも、市販のやつは保存のためにナトリウムや添加物が多めだったり、
味付けで脂質や糖質が増えてることもある。

ソーセージ・ハム・ベーコンなんかも、タンパク質はあるが、
脂質・塩分・添加物まみれ。
体内での炎症リスクを上げて、逆に髪にはマイナスだ。

で、ありがちなのが「揚げ物でタンパク質を摂る」パターン。
唐揚げ・フライ・天ぷら──
肉や魚は入ってるが、油を通して摂ると酸化脂質のオンパレードになる。

ここで一度、冷静になれ。
髪を作る“内臓”たちは、日々の食事で働いてる。
脂質過多は、肝臓や腸の働きを鈍らせて、栄養の吸収効率も落とす。
つまり、せっかく摂ったタンパク質も活かせなくなるってことだ。

髪のための食事ってのは、量より質、そして“調理法”。
同じ鶏肉でも、「蒸す・茹でる・焼く」で大きく変わる。
「揚げない」「加工しない」「余計な味付けをしない」。
その3つが、髪の材料を“まっすぐ届ける”ルートを開く。

気づいたら、髪を育ててるつもりが、ただの脂を育ててた──
なんてことにならないようにな。

サクロウの朝食公開:「目玉焼き+納豆+味噌汁」には理由がある

ーー卵の完全性アミノ酸/発酵と髪の関係/吸収率

オレの朝はだいたい、目玉焼き・納豆・味噌汁
これだけで、髪に必要な“材料”はほぼ揃う。

まずは
これはもう“栄養の完全食”って言われるくらい、アミノ酸スコア100点
髪の元になるケラチンに必要な必須アミノ酸を、バランスよく含んでる。
特に重要なのが、メチオニンやシスチン
これらが不足すると、髪のコシ・ハリがなくなる

それから納豆
ここは「発酵」がキモ。
発酵によって吸収率が上がるタンパク質+ビタミンB群+亜鉛、全部入ってる。
しかも、納豆菌が腸内環境を整えて、栄養の吸収そのものを底上げしてくれる。
髪ってのは腸が元気じゃないと、根っこから弱る。
髪に栄養が届かない=腸のサボりと見ていい。

で、味噌汁
味噌も同じく発酵食品。
大豆由来の植物性タンパク質+塩分でのミネラル補給+温かさで内臓が動く。
冷たいもんばかり食ってるやつは、代謝も悪いし、吸収効率も落ちる。
「温かい汁物で一発目に内臓を起こす」ってのは、髪にとっても地味に重要だ。

この3つ、見た目は地味だが、
内側での“仕込み”が桁違いにデカい。
プロテインやサプリに手を出す前に、
まずは朝、これを“習慣”にしてみろ。

髪が変わるかどうかは、口に入れる“最初の一手”で決まる。

“髪の素”が揃ったとき、セットのノリも変わる

ーー内側から整った髪は、外のケアの“効き”も変わる

外からどれだけトリートメントしようが、アイロンで形を整えようが、
素材がヘタってたら、仕上がりも薄い。
これは、髪も肌も筋肉も、全部一緒だ。

タンパク質が足りていない髪は、水分を抱え込む力が弱い。
だから乾燥しやすく、広がりやすい。
いくら高級なオイルでコーティングしても、
“中身”がスカスカじゃ、湿気ひとつで崩れる。

逆に、しっかり栄養が回ってる髪は、
一本一本が“芯”を持つ。
乾かしたあとに手ぐしを入れただけで、
「お?なんか今日まとまり良くね?」ってなる。

オレはワックスを塗り込む前から手応えを感じる。
根元から立ち上がる感じ、ツヤの出方、指の抜け。
これ全部、“中身”が詰まってる髪にしか出せない感触だ。

つまり何が言いたいかって?
食事=スタイリングの下地づくりってことだ。
メイクでいうスキンケア。
塗る前に、ちゃんと育てておけって話。

結論:髪は“食ってるか”で変わる。足りないやつから抜けてくぞ

髪ってのは、命がけで優先されるような臓器じゃない。
心臓や脳みたいな“生きるための器官”に比べたら、後回しにされる存在だ。

つまり、体内の栄養がギリギリなら、髪には回ってこない。
生命維持が最優先。
だからこそ、髪は「余裕があるかどうか」を映す鏡だ。

逆に言えば、髪がしっかりしてるやつは、
ちゃんと“満たしてる”。
体が整ってて、代謝が良くて、血が巡ってて、必要な栄養が足りてる。

育毛剤より、プロテインより、サプリより、
まず“食ってるか”。
それが全ての起点だ。

「なんか最近パサつく」「立ち上がりが弱い」「セットが決まらない」
──その髪の不調、まずは皿の中を見直せ。

足りないやつから、抜けていく。
それだけの話だ。

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